あるパーティに出席することになりましたが、着て服が一つしかありません。慌ててタンスから出して試着することにしました。
結果は…。服はなんとか着れたのですが、シャツが合わないことが判明。肉をどうこうしても、ボタンが飛びそうになっています。盲点でした。まさかこうなってしまうなんて。
日にちが無いのでとにかく歩き始めることからスタート。久し久し振りに流した汗は快かったのですが、靴のすり減り具合と体重は正比例してくれません。もちろん食事の摂取量も減らしたのですが、効果はいまいちでした。熱いお風呂もダメ。増えはしないものの、劇的な効果は現れませんでした。そうこうしているうちに当日となり、ボタンの閉まり具合は多少ましな程度とはなったものの、着こなせる問題ではなかったのです。よし、こうなったら。固く決意し、私は最終手段を選ぶことにしました。そうです。ためらう母を説得して、シャツの背中を二等分したのです。イタリア製の自慢のシャツでしたが、着れないという現実の前ではこうするしかなかった。思ったよりも軽快な音がして鋏が下から上へと動くのを感じました。同時にボタンの重圧が一気に解消しました。
幸いそのパーティで上着を脱ぐこともなく、無事に終了しましたが、母の仕事を一つふやしてしまいました。ごめんなさい、お母さん。http://cinderellaup-real-review.xyz/